編集:木口チヨ(元埼玉県立小児医療センター) 編集 小林八代枝(埼玉医科大学短期大学看護学科教授) B5判・360頁・2色刷ISBN 978-4-8306-4624-92001年12月21日発行 定価 4,180 円 (本体 3,800円 + 税10%) あり 在庫
内容主要目次病院や家庭における子どもに関する生活援助技術を,わかりやすいイラストを多数用いて,多角的・総合的に解説.虐待への対応や在宅療養への援助なども取り上げられている.小児科のナースをはじめ,子どもにかかわるすべての方に読んでいただきたい書.第1章 子どもの権利と健康な日常 1.人権保障としての健康と生活 2.子どもの権利 3.インフォームド・コンセントと権利保障第2章 子どもの日常生活援助に必要な要素 1.子どもの成長・発達 2.環 境 3.コミュニケーション 4.栄 養 5.遊 び 6.安 全 7.社会環境の変化と子育て支援第3章 子どもの日常生活における援助 1.栄養・食事 2.睡眠 3.排泄 4.衣服 5.清潔 6.住居環境 7.健康の増進 8.安全 9.遊び第4章 虐待が疑われる時の子どもとその家族への援助 1.子どもの虐待 2.虐待に気づくために 3.虐待を疑ったら 4.発見から援助まで第5章 初めての入院のための援助 1.入院環境に適応するための援助 2.治療・処置・検査に対する援助 3.疾病をもつ子どもの日常生活の変化に対する援助 4.家族への援助 5.ファミリー・ハウス 6.セルフヘルプグループ第6章 入院・症状に対するケア 1.栄養(食事)が通常に摂取できない場合 2.排泄 3.清潔 4.衣服 5.睡眠 6.遊び 7.学習 8.病室の環境 9.安全 10.症状の緩和 11.救急蘇生法(心肺蘇生法)第7章 在宅療養に対する支援 1.在宅療養に向けて 2.在宅療養と入院治療との違い 3.入院中の日常生活支援から在宅療養に向けてのアセスメント 4.入院中の計画と実施 5.退院後の計画と実施 6.社会資源の活用第8章 クオリティ・オブ・ライフの向上をめざして─小児看護婦の役割 1.子どもを取り巻く環境の急激な変化 2.子どもの最善の利益を考えて 3.日常生活を支援する看護 4.小児専門看護師の導入について 5.最後に資料 1.小児看護領域で特に留意すべき子どもの権利と必要な看護行為 2.児童の権利に関する条約