TOPページへ

診療現場の頼れる一冊!知りたい時に,知りたい情報を,短時間で!

近刊〔予約商品〕

眼科診療ガイド第2版

カバー写真
  • 監修:根木 昭(神戸大学名誉教授)
  • 編集:石川 均(北里大学教授)
  • 編集 井上俊洋(熊本大学教授)
  • 編集 園田康平(九州大学教授)
  • 編集 堀 裕一(東邦大学教授)
  • 編集 本田 茂(大阪公立大学教授)
  • B5判・836頁・4色刷
  • ISBN 978-4-8306-5631-6
  • 2024年11月6日発行予定
定価 31,900 円 (本体 29,000円 + 税10%)
なし
在庫

内容

序文

主要目次

日常診療で必要な時にすぐ活用できるをコンセプトに,長年診療現場を支えた眼科診療ガイドの第2版がついに登場.専門医試験基準に準拠した疾患に加え,稀少疾患,新しい概念の疾患,不定愁訴への対応やリスクマネジメントまで盛り込んだ最新版.診療ガイドラインにアクセスできる二次元コードも掲載し利便性もアップ.眼科診療に携わるすべての医療者が使いやすい新たな実践書のスタンダード.
第2版 序文

 「眼科診療ガイド」は,日常診療において必要な時にすぐに活用できる実用書として,長年多くの眼科医の座右の書として診療現場に常置されてきました.しかし,初版から20年余りを経て眼科診療は大きく進化しました.そこでこの度,今日の標準的眼科診療に見合った最新の診療ガイドを目指して改訂することになりました.
 編集の基本コンセプトは,この一冊で知りたいときに,必要充分な情報を短時間で習得できることです.その為に執筆内容として下記の事項を依頼しました.

 1 疾患の特徴
  眼症状,全身症状,好発年齢,性別,側性,家族歴,病因,病理,危険因子,予後について,典型的な写真やイラスト,解剖図を多用して簡潔にまとめる.
 2 鑑別の要点
  本書の重点項目に位置づけ,理解を助ける鑑別表を多用する.
 3 治療の実際
  薬物名,用法,副反応を具体的に記載し,手術時期と術式の選択も提示する.
 4 患者への対応
  病態説明,予後説明,日常生活の注意点などの実際を記述する.
 5 各学会が公開している診療ガイドラインがあれば,すぐにアクセスできるように二次元コードを併記する.

 疾患の選定は日本眼科学会眼科専門医認定試験出題基準に準拠し,希少疾患や新しい概念の疾患も可能な限り取り上げました.さらに不定愁訴への対処やリスクマネジメントも扱いました.
 本書が現在のスタンダードな実践書として,眼科専門医,専攻医はもとより,眼科診療に携わる全ての皆様に広く活用されることを編集者一同心から願っています.
 最後になりますが誠にご多忙のところ快く玉稿を賜りました執筆者の皆様,刊行までに多大な労をお取りいただいた文光堂の皆様に深く御礼申し上げます.

 2024年11月
 監修 根木 昭
 編集 石川 均
    井上俊洋
    園田康平
    堀 裕一
    本田 茂
1.眼窩・眼球
 1)先天異常
 2)眼球突出
 3)眼窩炎症
 4)良性腫瘍
 5)悪性腫瘍
 6)転移性・続発腫瘍

2.眼 瞼
 1)形態異常
 2)運動障害
 3)眼瞼炎症
 4)眼瞼浮腫
 5)眼瞼腫瘍

3.涙 器
 1)涙腺疾患
 2)涙道疾患

4.結 膜
 1)変性・色素沈着
 2)結膜炎
 3)結膜出血
 4)結膜浮腫

5.角 膜
 1)形態異常・腫瘍
 2)変性・色素沈着
 3)角膜ジストロフィ
 4)角膜炎
 5)ドライアイ・オキュラーサーフェス疾患
 6)コンタクトレンズ関連の疾患

6.強 膜
 1)先天異常・変性
 2)強膜炎

7.水晶体
 1)形態・位置異常
 2)白内障
 3)白内障手術後の合併症

8.ぶどう膜
 1)先天異常
 2)ぶどう膜炎
 3)循環障害
 4)脈絡膜剝離
 5)腫瘍性疾患
 6)変性・萎縮・遺伝性疾患

9.網 膜
 1)先天・発育異常
 2)遺伝性疾患
 3)血管閉塞疾患
 4)血管異常
 5)糖尿病網膜症
 6)網膜硝子体界面病変
 7)網膜色素上皮・網膜外層疾患
 8)加齢黄斑変性
 9)網膜剝離と関連疾患
 10)強度近視と関連疾患
 11)腫瘍性疾患

10.硝子体
 1)先天・発育異常
 2)変性・加齢変化
 3)硝子体混濁・出血
 4)炎症

11.視神経・視路
 1)視神経先天異常
 2)視神経乳頭腫張
 3)視神経炎
 4)視神経症
 5)視神経萎縮
 6)視神経腫瘍
 7)視路・視中枢疾患

12.緑内障
 1)原発緑内障
 2)続発緑内障
 3)小児緑内障

13.屈折・調節
 1)屈折異常
 2)調節異常

14.斜視・弱視・ロービジョン
 1)斜視
 2)弱視
 3)ロービジョン

15.眼球運動・瞳孔
 1)眼球運動異常
 2)瞳孔の異常

16.色覚異常
 1)先天色覚異常
 2)後天色覚異常

17.全身病と眼疾患
 1)染色体疾患・遺伝性疾患
 2)母斑症
 3)先天代謝異常
 4)中枢神経系疾患
 5)循環器・腎疾患
 6)血液・造血器疾患
 7)結合組織病および類縁疾患
 8)内分泌疾患
 9)皮膚疾患
 10)感染症
 11)免疫不全
 12)ビタミン欠乏症
 13)薬物・化学物質中毒

18.外 傷

19.心因性疾患・不定愁訴・危機管理・その他

索 引