病棟患者の「下痢」,甘くみていませんか?偽膜性腸炎,CDIに関するあなたの「?」に応えます!!
ここが知りたい!! 偽膜性腸炎/CDI(電子版のみ)
現場発!実臨床で直面するproblemと対処法のすべて
内容
主要目次
本書は,偽膜性腸炎とCDIの臨床対応のすべてを,SHEA/IDSAの2010年ガイドラインに依拠しつつ,臨床で苦悩するあなたのニーズに迫って掘りさげた1冊.実際に臨床現場から発せられたリアルなQuestion/Problemをもとに,臨床経験および文献フォロー数ともに豊富な執筆陣が,エビデンスと自身の臨床経験に基づいたclinical pearls満載で解説.
☆図版4点,表組15点,カラー写真14点,モノクロ写真16点
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2.Q/A
Q 菌交代現象というのは何ですか?
Q ヒトからヒトへも伝播する可能性はありますか?
Q 偽膜性腸炎はC.difficile infection(CDI)と考えてもよいのでしょうか?
Q C.difficile infection(CDI)の原因となる薬剤にはどのようなものがありますか?
Q ほかの菌でも偽膜ができることもあるそうですが,頻度的にはどの程度でしょうか?
Q 施設間で差はあるとは思いますが,入院患者での大体の頻度はどのくらいでしょうか?
Q 偽膜性腸炎の重症度分類について教えてください
Q 欧米での重症化のアウトブレイクについて知りたいのですが
2章 偽膜性腸炎/CDIをみきわめる(診断のアウトライン)
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2.Q/A
Q 特徴的な臨床症状を教えてください
Q 病歴と臨床症状だけで,ある程度のみきわめはつけられますか?
Q 一般検査での所見の特徴は?
Q 偽膜性腸炎の内視鏡所見の特徴を教えてください
Q 他の感染性腸炎との鑑別のポイントを教えてください
Q 内視鏡で,他の腸炎との鑑別のポイントがあれば教えてください
Q 内視鏡で偽膜があればCDIと判断して構わないでしょうか?
Q 重症で内視鏡もしにくい場合,どう診断していけばよいでしょうか?
Q 便培養には意味があるのでしょうか? あるとすればどのようなときでしょうか?
Q 培養の検体採取の方法と検査室へのオーダーはどうすればよいでしょうか?
Q C.difficile トキシンの検査は感度に幅があり除外に悩みます.すっきり判断するにはどうすればよいでしょうか?
Q CDトキシンA陰性/B陽性株が問題になっていると聞きます.そのみきわめはどうすべきでしょうか?
Q CDチェック(ラテックス凝集)は簡便ですが,偽陽性が多いと聞きました.臨床での有用性はどこにありますか?
Q 下痢の続く患者で,CDトキシンは陽性なのに内視鏡所見はありません.これをどのようにみきわめていけばよいでしょうか?
Q CDIとMRSA腸炎の鑑別はどのようにすればよいですか?
3章 偽膜性腸炎/CDIに対処する(治療と予防のアウトライン)
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2.Q/A
Q C.difficile infection(CDI)で原疾患に対する抗菌薬を止めてよいかどうかの判断のポイントはありますか?
Q 抗菌薬を切りづらい場合,薬剤の変更を考えねばなりませんが,CDIを生じにくい抗菌薬にはどのようなものがあるのでしょうか?
Q バンコマイシンにはVREの可能性がついてまわり,メトロニダゾールは保険外です.一般臨床では,どちらをとるべきでしょうか?
Q CDに対する抗菌薬の投与量と投与期間はどのように考えたらよいでしょうか?
Q 臨床現場では内服薬を使えないケースも多々ありますが,なにか有効な方法を教えてください
Q C.difficile infection(CDI)の抗菌薬治療終了のみきわめはどうしたらよいでしょうか?
臨床症状が軽快すれば抗菌薬を切ってもよいのでしょうか?
Q IBD患者での重複感染の治療はどのように考えたらよいですか?
Q Probioticsはどのようなときに有効でしょうか? また具体的な方法を教えてください
Q 粘膜保護の目的でグルタミン投与の効果はあるのでしょうか?
Q 再発例に対する治療法はどう考えたらよいでしょうか?
Q C.difficile infection(CDI)の再発リスクがあれば教えてください
Q 再発予防に何かよい方法はありますか?
Q 施設内の感染拡大を防ぐために,医療従事者にどう指導すればよいでしょうか?
Q 一般のアルコール消毒には効果が乏しいと聞きましたが,消毒はどうすればよいでしょうか?
Q 患者の隔離は必要ですか? 必要だとしたらその基準はありますか?
Q 院内感染対策として他になにか注意すべき・指導すべきことはありますか?ー医療従事者への接触感染予防や石鹸での手洗い指導以外にー