受験者必携!視能訓練士国家試験完全対応の問題集!!
視能訓練士セルフアセスメント(電子版のみ)第6版
視能訓練士国家試験問題集 第21~42回客観式全問題収録
内容
序文
主要目次
☆図版99点,表組12点,カラー写真99点,モノクロ写真14点
視能訓練士国家試験問題は,21回(平成3年)から客観式が一部導入され28回まで20問×8=160問,29回から35回まで50問×7=350問,36回(平成18年)からすべて客観式となり本年まで150×7=1,050問,計1,560問が出題された.本書は,この全客観式問題について国家試験出題基準(平成17年版)に従って分類し解説・解答を加えたものである.
20年余りの間に,法律,日本薬局方および眼科用語の改正があり,法律と薬物名とは問題に反映しているが,眼科用語は今年になっても未だ完全に適応できていない.そのほか誤っている問題についても本書では出題をそのまま忠実に掲載した.
「視能学第2版」では平成23年4月現在の法律および正式の用語を使用している.また,同書には国家試験出題基準掲載の眼疾病は網羅されているが,本年の試験には出題基準にない疾患が複数あったので,そのうち正解肢については図を付けて説明した.
本書は視能訓練士国家試験出題基準(平成17年版)に基づいて分類したが,平成25年からの試験は視能訓練士国家試験出題基準(平成25年版)によって実施される.平成25年版では,試験科目は変更ないが,視覚生理学と眼科薬理学とが基礎医学大要に移動になった.しかし内容は基本的に変更されていない.
問題の評価領域分類(taxonomy)では,問題解決のIII型や解釈のII型が一部にみられるが,想起のⅠ型が多数を占めているので,過去問題を学習するのが受験には有利である.
今後の国家試験も本書で十分対応できると信じる.従来同様活用されることを期待したい.
平成24年9月
丸尾敏夫
久保田伸枝
1.人体の構造と機能
2.心身の発達
3.疾病と障害
4.眼の解剖と生理
A.眼球
B.視神経・視路
C.眼球付属器
5.視能訓練士法と保健医療福祉
II.基礎視能矯正学
1.両眼視機能と眼球運動
A.外眼筋の作用と眼球運動
B.輻湊・開散・AC/A比
C.両眼視
2.視覚生理学
A.形態覚
B.視野
C.色覚・光覚
D.眼の電気生理
3.生理光学
A.眼球光学
B.屈折・調節の検査
C.屈折・調節の矯正
D.屈折・調節の計算
III.視能検査学
1.眼科検査学
2.眼科薬理学
3.視能訓練士の役割と義務
IV.視能障害学
1.眼疾病学
A.眼瞼・顔面・涙器
B.結膜・角膜・強膜
C.水晶体・緑内障
D.ぶどう膜
E.網膜・硝子体
F.視神経・視路
G.瞳孔
H.眼振
I.心因性視覚障害
J.全身疾患と眼
K.症候・組合せ・症状
L.外傷
2.斜視
A.斜視検査
B.斜視治療
a.斜視の光学的治療
b.斜視手術
C.各型
a.内斜視
b.外斜視
c.その他の斜視
d.眼性頭位異常・麻痺性斜視
e.斜視特殊型
3.弱視
4.ロービジョン
V.視能訓練学
1.弱視訓練
2.斜視訓練
視能訓練士国家試験問題出題分野一覧
索引