整形外科の領域において日常診療に役立つ“コツ”と,陥ってはならない“落とし穴”をまとめた実践的なシリーズ!
整形外科Knack & Pitfalls
骨折治療の要点と盲点(電子版のみ)
内容
主要目次
☆図版17点,表組26点,写真633点
【シリーズの特色】
本シリーズでは整形外科の領域ごとに巻を分け,各巻はその分野を代表する編集者が担当.一般整形外科医が必ず知っておくべき基本的な内容を「スタンダード編」にまとめ,その分野の専門家にとって参考になる高度な内容については「応用編」に分けて記載.カラー写真や図を豊富に用いて,手術操作のコツが読者によく伝わるように編集.また各疾患の基本的知識,手術適応決定に不可欠な画像診断など,手術以外の項目も取り上げ,さらに手術の前段階の保存療法についてもポイントを絞って掲載.臨床現場で使いやすい実践的な内容がまとめられた手引書.
I.骨折総論
1.骨折治癒過程
2.骨折固定のバイオメカニクス:プレート,横止め髄内釘,創外固定法
II.診断
1.問診・視診・触診のコツ
2.単純X線読影のコツ
3.CT読影のコツ
III.開放骨折の基礎知識
1.開放骨折の評価と初期治療
IV.固定法の基本手技
1.キャスト固定法の基本手技
2.プレート固定の基本手技
3.横止め髄内釘固定の基本手技
4.創外固定の基本手技
V.高齢者に多い骨折
1.高齢者の骨折の特徴と治療方針
2.上腕骨近位部骨折
3.橈骨遠位端骨折
4.大腿骨頚部骨折
5.大腿骨転子部骨折
6.脊椎圧迫骨折
VI.成人に多い骨折
1.鎖骨骨折
2.上腕骨骨幹部骨折
3.肘頭骨折
4.舟状骨骨折
5.指骨骨折・中手骨骨折
6.肋骨骨折
7.大腿骨骨幹部骨折
8.膝蓋骨骨折
9.脛骨骨幹部骨折
10.脛骨外側プラトー骨折
11.足関節果部骨折
12.踵骨骨折
VII.小児に多い骨折
1.小児の骨折の特徴と治療方針
2.上腕骨顆上骨折
3.上腕骨外顆骨折
4.Monteggia骨折
5.骨端線損傷
6.大腿骨骨折
VIII.合併症と後遺障害
1.塞栓症
2.コンパートメント症候群
3.感染
4.関節拘縮
5.骨折後偽関節
応用編
1.上腕骨近位部骨折に対する髄内釘固定法
2.上腕骨近位部骨折に対するMIPO法
3.上腕骨骨幹部骨折に対する髄内釘固定法
4.上腕骨骨幹部骨折に対するMIPO法
5.橈骨遠位端関節内骨折に対する鏡視下手術
6.橈骨遠位端関節内骨折に対するプレート固定法
7.舟状骨骨折に対するスクリュー固定法
8.大腿骨転子下骨折に対する治療
9.大腿骨骨幹部粉砕骨折に対する髄内釘固定法
10.大腿骨骨幹部粉砕骨折に対するMIPO法またはbridge plate法
11.大腿骨遠位部骨折に対するMIPO法
12.脛骨プラトー骨折の両顆部骨折に対するロッキングプレート固定法
13.脛骨プラトー骨折の両顆部骨折に対する創外固定法
14.脛骨プラトー骨折に対する鏡視下手術
15.脛骨骨幹部粉砕骨折に対する髄内釘固定法
16.脛骨骨幹部粉砕骨折に対するMIPO法またはbridge plate法
17.脛骨骨幹部粉砕骨折に対する創外固定法
18.脛骨遠位部骨折に対する髄内釘固定法
19.脛骨遠位部骨折に対するMIPO法
20.脛骨遠位部骨折に対する鏡視下手術
21.脛骨遠位部骨折に対する創外固定法
22.踵骨関節内骨折に対するプレート固定法
23.骨盤輪骨折に対する手術療法
24.寛骨臼骨折,大腿骨骨頭骨折に対する手術療法
25.椎体破裂骨折に対する手術療法
26.頚椎脱臼骨折に対する手術療法
27.人工股関節周囲大腿骨骨折に対するロッキングプレート法
28.人工股関節周囲大腿骨骨折に対するケーブルプレート法
29.人工膝関節周囲大腿骨骨折に対するロッキングプレート法
30.人工膝関節周囲大腿骨骨折に対する髄内釘固定法
索引