すべての皮膚科医,病理医に贈る皮膚病理テキストの決定版!
皮膚科サブスペシャリティーシリーズ
1冊でわかる皮膚病理
内容
主要目次
☆図版13点,表組34点,写真1,410点
【シリーズの特色】
スペシャリストに匹敵する知識と技法を効率的に把握できるよう,初歩から熟練の域に到達するまでを系統的かつ親身に伝授するシリーズ.指導者がいなくても,専門外来を立ち上げることも可能なように,実践的な診療のコツまでをビジュアルに解説.気になる話題を「ミニレクチャー」「コラム」で取り上げ,どこからでも楽しく読めるような工夫が凝らされている.
I.皮膚病理の勉強を始めるにあたって
1.光学顕微鏡を準備しよう
2.光学顕微鏡を正しく使用するには
3.顕微鏡写真の撮り方と画像情報の利用法
4.病理診断に適した上手な皮膚生検方法
5.病理標本の作り方・検体の固定
6.各種染色法の特徴
II.皮膚病理の基礎を理解する
1.発疹の病理組織
2.皮膚病理の基本用語
3.皮膚病理診断学
各論
I.変性/壊死
II.沈着
III.異物
IV.炎症性疾患
炎症性皮膚疾患全体の用語についての解説
1.皮膚炎
〈血管周囲性炎症細胞浸潤〉
〈結節性・びまん性炎症細胞浸潤〉
〈海綿状態〉
〈表皮内水疱〉
〈表皮内膿疱〉
〈乾癬様表皮肥厚〉
〈表皮真皮境界型皮膚疾患,空胞変性〉
〈表皮真皮境界型皮膚疾患,苔癬型〉
〈表皮下水疱〉
〈膠原線維の増加〉
2.血管炎
3.毛包炎と毛包周囲炎
4.脂肪組織炎
V.腫瘍性疾患
1.嚢腫
2.原発性皮膚腫瘍
A. 上皮性腫瘍
〈表皮角化細胞性〉
〈毛包性〉
〈脂腺性〉
〈アポクリン腺/エクリン腺性〉
B. 非上皮性腫瘍
炎症細胞増殖性腫瘍
〈リンパ球性〉
〈組織球性〉
〈形質細胞性〉
〈マスト細胞性〉
〈Langerhans細胞性〉
皮膚骨軟部組織性腫瘍
〈脂肪細胞性〉
〈線維芽細胞/筋線維芽細胞性〉
〈平滑筋性〉
〈横紋筋性〉
〈血管およびリンパ管性〉
〈周皮細胞性〉
〈末梢神経性〉
〈軟骨/骨性〉
〈起源不明〉
3.皮膚転移性悪性腫瘍
VI.角化異常症
参考図書一覧
索引