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初版以来,好評のロングセラー教科書が9年ぶりに全面改訂!

精神医学第5版

カバー写真
  • 著:大月三郎(岡山大学名誉教授,慈圭会精神医学研究所顧問)
  •  黒田重利(岡山大学医学部教授)
  •  青木省三(川崎医科大学教授)
  • B5判・500頁
  • ISBN 978-4-8306-3619-6
  • 2003年9月24日発行
定価 7,920 円 (本体 7,200円 + 税10%)
あり
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内容

主要目次

精神医学の広汎な領域について整理された知識を提供し,他分野,諸科学との基礎的関連事項の記載に留意して総合的にまとめられた新しい教科書.高度国際化の現状にあわせて,各論の記載は国際疾病分類に準拠した.巻末には英・独・和ならびに独・英・和対照用語集を収載.昨今の社会環境の急激な変化は,精神障害の症状の変遷をもたらし,それに伴う精神医学の果たすべき役割は多岐にわたるようになった.本書は第4版までは単著としてきたが,この第5版からそれぞれの専門領域を分担,すべてにわたって加筆訂正し,共著として内容の充実を図った.
第1編 総論
 第1章 概論
   I.精神医学の特徴と諸分野
   II.精神医学の歴史
  III.精神症状の現れ方
  IV.精神医学的面接
 第2章 診察と診断
   I.精神医学的診察
  II.身体的検査
  III.心理・精神機能検査
 第3章 精神症候学
  I.異常精神現象
  II.精神状態像
 第4章 神経心理学
  I.失語,失行,失認
  II.巣症状としての精神症状
 第5章 精神障害の原因,生物学,心理学に関する事項
   I.原因論
  II.遺伝と精神医学
  III.精神現象の生物学的基礎
  IV.心理学諸派と行動科学
 第6章 精神医学における疾病概念と疾病分類
  I.精神医学における疾病概念
  II.精神障害の分類
第2編 各論
 第1章 症状性を含む器質精神障害
   I.痴呆性疾患
   II.炎症性,感染性疾患
  III.変性性疾患
  IV.脱髄疾患
   V.脳腫瘍
  VI.脳外傷
  VII.症状精神病(身体的病態に伴う精神障害)
  VIII.てんかん
  IX.睡眠障害
 第2章 精神作用物質使用による精神および行動の障害
  アルコ-ル依存と薬物依存,薬物・毒物中毒
 第3章 統合失調症,統合失調型障害および妄想性障害
   I.統合失調症
  II.統合失調型障害
  III.持続性妄想性障害
  IV.他の精神病性障害
 第4章 気分障害(感情障害)
 第5章 神経症,ストレス関連障害,心身症,人格障害
   I.神経症
  II.ストレス関連障害(精神反応性障害)
  III.心身症
  IV.性関連障害
   V.病人の心理的危機
  VI.人格障害
  VII.習慣および衝動の障害
 第6章 児童期,青年期の精神障害
   I.子供の発達
  II.児童期の精神障害
  III.青年期の精神障害
 第7章 精神遅滞
第3編 治療と予防,その他
 第1章 治療
   I.身体的治療
  II.精神療法
  III.環境療法
 第2章 精神保健
   I.精神障害の予防
  II.発達段階による精神保健
  III.自殺の疫学と予防
  IV.精神保健行政
  V.わが国の精神医療の概況
 第3章 司法精神医学
  I.刑法と精神障害
  II.民法と精神障害,成年後見制度
 第4章 病跡学
精神医学用語集-英・独・和 対照用語集
付表
 付表1 国際疾病分類第10版(ICD-10)第V章(F)「精神および行動の障害」
 付表2 DSM-IV-TR 分類
 付表3 心理的社会的ストレスの強さ尺度
 付表4 機能の全体的評定(GAF)尺度(DSM-IV-TR)
索引