立ち読みをする バックナンバー 関連情報 上記「関連情報」にて読者アンケートを実施中です.企画に関するご意見をお待ちしております. 特集編集:北沢貴利(帝京大学医学部内科学講座(感染症)) B5判・160頁・2色刷(一部4色刷)雑誌コード 12077-032025年2月27日発行予定 定価 2,970 円 (本体 2,700円 + 税10%) なし 在庫
主要目次次号予告【特 集】■扉……北沢貴利■座談会 臨床力を生かした不明熱診療をめざして 出席者:徳増一樹・末永孝生・北沢貴利・小室一成■総説 不明熱の概念と初期のアプローチ 不明熱の定義・疫学……渡邊里奈ほか 不明熱にしないための発熱診療─発熱患者の診断手順─……奥川 周 血液検査をどう手がかりにするか……梅田雅孝■セミナー① 不明熱になりやすい疾患や病態の診療・検査の適応 結核・非結核性抗酸菌感染症……猪狩英俊 感染性心内膜炎……山下 駿 膠原病と類縁疾患……狩野俊和 血管内大細胞型B細胞リンパ腫の診断と不明熱……佐久間 啓ほか 固形腫瘍……勝俣範之 内分泌疾患……寺田英李子ほか 薬剤熱……竹内 萌ほか 入院患者の不明熱……竹下宗佑ほか 渡航者の発熱……長 盛親ほか 微生物検査の適応……太田賢治ほか FDG-PET/CTによる不明熱の診断……窪田和雄 病理検査の適応……瀧野弘樹ほか■トピックス ダニ媒介感染症……末盛浩一郎 自己炎症症候群─家族性地中海熱を中心に─……井田弘明■セミナー② 診断がついていない不明熱のマネージメント 不明熱外来……徳増一樹 不明熱に対する診断的治療……山本舜悟 不明熱への漢方の適応……田中耕一郎■この症例から何を学ぶか 強膜炎の既往があり,腰痛の出現後に不明熱となった一例……若林義賢■Self-assessment test【連 載】◉One Point Advice 下世話と腫瘍内科……森川直人 胸部CTで冠動脈石灰化所見にも目を向ける……藤本進一郎 甲状腺眼症の診断と治療……廣松雄治 犬パスツレラが保有する生化学的性状……高橋 孝ほか 間質性肺炎とfine crackles……岸 一馬 SGLT2阻害薬の慢性心不全適応……清末有宏 症例のフォローアップと紹介状の返書の大切さ……畑 啓介 新たなCT検査の幕開け……遠藤正浩◉今月の話題 依存症治療今昔物語……常岡俊昭ほか◉知っておきたいこと ア・ラ・カルト ハイフローセラピー[高流量鼻カニュラ酸素療法(HFNC)]……門脇 徹◉エキスパートが教える問診の勘どころ 対話から拾い上げるコモンディジーズ (第21回)「昨日から左胸が痛いです」……横田雄也2025年4月号(42巻4号)【特 集】 糖尿病 「糖尿病」のない人と変わらない健康長寿を目指す診療■扉……山内敏正■座談会 『糖尿病』のない人と変わらない健康長寿を目指す実地診療 津下一代×佐倉 宏×小川純人×山内敏正(司会)■総説 「糖尿病」のない人と同じ健康長寿を目指す糖尿病診療とガイドライン活用 糖尿病」のない人と変わらない健康長寿を実現する個別化糖尿病診療の確立を目指して……植木浩二郎 「糖尿病診療ガイドライン2024」「高齢者糖尿病診療ガイドライン2023」の活用ポイント……荒木 厚■セミナー 日常診療における合併症や併存疾患に重点をおいた糖尿病診療のポイント 健診,一般診療で高血糖を認めたときにどうするか?……津下一代 糖尿病の成因と病態,病期,重症度の診断の実際……大橋 健 糖尿病合併症の発症・進展抑制のための診療と,糖尿病専門医への紹介のポイント……大杉 満 「先進医療機器により得られる新たな血糖関連指標に関するコンセンサスステートメント」の作成の背景と活用方法……西村理明 足病変の診かたと重症化時の循環器内科・血管外科・整形外科・皮膚科との連携のポイント……曽我芳光 糖尿病関連腎臓病 diabetic kidney diseaseの概念・定義と診療のポイント……竹谷 海 糖尿病とMASLD/MASHが併存する場合の診療のポイント……中村 徹 糖尿病と心不全・心血管疾患が併存する場合の診療のポイント……藤原隆行 糖尿病と認知機能低下が併存する場合の診療のポイント……杉本 大貴 行動変容を促すための糖尿病医療学の勧め……石井 均 「糖尿病医療者のための災害時糖尿病診療マニュアル2024」活用のポイント……安西慶三■トピックス 最先端ゲノム研究による2型糖尿病の8サブタイプと合併症の関係……鈴木 顕 糖尿病アドボカシーと病名・呼称検討の背景……津村和大■治療 合併症や併存疾患を見据えた最適治療 ライフステージや合併症・併存症を考慮した食事療法……澤田実佳 運動療法の併用によるサルコペニア肥満の予防・解消……小川純人 注意すべき急性合併症・シックデイへの対処法……佐倉 宏 コンセンサスステートメント「2型糖尿病の薬療法のアルゴリズム(第2版)」改訂と活用のポイント……坊内良太郎 2型糖尿病合併高度肥満症における薬物療法と減量・代謝改善手術の進歩……龍野一郎■この症例から何を学ぶか Ketosis-prone diabetesの発症が疑われたアフリカ人若年男性の一例……黄 誠