監修:後藤由夫(東北大学名誉教授,日本臨床内科医会会長) 監修 奈良昌治(日本人間ドック学会理事長,足利赤十字病院名誉院長) 編集:山門 實(三井記念病院総合健診センター所長,昭和大学医学部客員教授) 編集 阿部眞秀(東北厚生年金病院健康管理センター主任部長) B5判・346頁・2色刷ISBN 978-4-8306-5018-52008年9月1日発行 定価 4,950 円 (本体 4,500円 + 税10%) 僅少 在庫
内容主要目次健診事業の一層の向上のために,従来さまざまな機関で独自に行われてきた各種健診の判定基準を統一し,標準化するためのガイドライン.健診の判定・事後指導基準の統一,標準化を前提に,日本人間ドック学会と社会保険病院グループ(全社連)が長年それぞれに検討を重ねて,お互いの基準を擦りあわせて総合しまとめられたもの.本書はその改訂版で,2008年4月実施の「特定健診・特定保健指導」 に対応すべく,最新の情報に基づき内容を全面的に見直した.また,検診と個人情報,運動指導,食事指導,禁煙指導など新項目を追加し,各分野でのリーダーの方々が執筆している.人間ドック健診を担当するすべての医療従事者の座右の書.☆図版89点,表組161点,写真76点I 序章 1.疾病構造の変化と健診 2.健診の歩みと事後指導基準の統一の必要性 3.特定健診・特定保健指導 4.検査の標準化II 人間ドッグ健診検査成績の判定および事後指導に関するガイドライン 人間ドッグ健診検査成績の判定および事後指導に関するガイドライン改訂の経緯 判定区分 判定および事後指導の区分 心電図検査所見の判定および事後指導区分 胸部X線検査所見の判定および事後指導区分 胃部(上部消化管)X線検査所見の判定および事後指導区分 腹部超音波検査所見の判定および事後指導区分 大腸検査所見の判定および事後指導区分III 検査項目 1.肥満度 2.血圧 3.聴力検査 4.視力・眼圧・眼底 5.呼吸機能検査(スパイロメトリー) 6.尿検査 7.便検査 8.血液算定検査 9.総蛋白,アルブミン 10.血清脂質 11.クレアチニン 12.尿酸 13.AST,ALT,γ-GT 14.血糖,糖負荷試験,HbA1c,グリコアルブミン 15.HBs抗原,HCV抗体 16.CRP(高感度CRP) 17.リウマチ,梅毒反応 18.血清鉄 19.細胞診IV 画像診断 1.心電図 2.胸部X線検査 3.上部消化管X線検査 4.上部内視鏡検査 5.大腸検査 6.腹部超音波検査V オプション健診 1.脳ドック 2.動脈硬化ドック 3.婦人科ドック 4.乳房ドック 5.胸部CT検診 6.心臓ドック 7.大腸ドック 8.前立腺ドック 9.骨ドック 10.ストレスドック 11.歯科ドック 12.PETドックVI 生活習慣改善指導 1.事後指導の実際 2.運動・身体活動指導 3.食事指導 4.禁煙の勧奨・支援VII 健診と社会 1.健診と個人情報保護法 2.健診と人事考課 3.医療の質の評価と人間ドックの機能評価索引