「眼科専門医認定試験」完全対応の唯一の教科書,待望の改訂第3版!
眼科学第3版
内容
序文
主要目次
*3分冊(I巻:892頁,II巻:784頁,総目次・総索引:92頁)・上製本・函入り
眼科専門医としての必要十分な知識が身に付く教科書として,2002年(平成14年)に『眼科学』が出版され,2011年(平成23年)には『眼科学 第2版』として改訂版が発刊されました.この間,本書は専門医を目指す眼科医にとって最適な教科書として,あるいはすでに専門医となった医師が日常の診療の際に繙く参考書として,広く活用されてきました.
本書は,初代の編集者,丸尾敏夫,本田孔士,臼井正彦,田野保雄が,「日本眼科学会専門医制度眼科研修医ガイドライン」および「眼科専門医認定試験出題基準」に準拠して項目立てを行い,それらに掲載されている全ての項目が網羅されていることを確認した上で編集されました.
上記のガイドラインと出題基準は数年ごとに新しい版が出され,また眼科学の分野にはさらなる進歩がありました.そこで今回,新しい編集者の下で,『眼科学 第3 版』の編集に取り組みました
初版から第2版までの間隔が9年,奇しくも第2版から第3版までの間隔も9年となりました.この間に,眼疾患の理解に新たな概念が持ち込まれ,新しい検査法が登場し,治療法もより一層多様化しました.第3版では,これまで無かった新しい項目を取り上げ,不必要となった項目を削除するとともに,いくつか見られた重複を解消するよう内容を再構成しました.もちろん,以前と大きな変更が無い部分も多く,そこは第2版の内容を踏襲しています.
幸いなことに『眼科学』,『眼科学 第2版』は専門医を目指す眼科医の座右の書ともいうべき存在として,多くの先生方に受け入れて頂きました.『眼科学 第3版』も同様に,眼科専門医志向者,眼科専門医の生涯教育に広く活用されることを祈って,序と致します.
2020年4月
大鹿哲郎,園田康平,近藤峰生,稲谷 大
I.構造とその形態
A.視器の構成
B.眼瞼の病態
C.結膜
D.角膜
E.強膜
F.緑内障
G.水晶体
H.硝子体
I.ぶどう膜
J.網膜
K.視神経
L.視路・視中枢
M.瞳孔
N.眼窩
O.涙腺
P.涙道
Q.その他
II.機能とその病態
A.視力・形態覚
B.光覚
C.色覚
D.視野
E.眼球運動・斜視
F.屈折
G.調節
〈II巻〉
III.診断・検査
A.診察の進め方
B.前眼部検査
C.眼圧検査
D.眼底検査
E.電気生理学的検査
F.画像診断
IV.治療総論・内科的治療
A.治療総論
B.基礎的治療手技
C.薬剤処方
D.眼鏡処方
E.コンタクトレンズ処方
F.視能矯正訓練
G.放射線治療
V.レーザーならびに外科的治療
A.手術に関する術前術後処置
B.手術器具・材料
C.基本手術手技
D.眼瞼
E.結膜
F.涙器
G.角膜
H.強膜
I.前房
J.水晶体
K.網膜・硝子体
L.緑内障
M.斜視
N.眼振
O.眼球・眼窩
VI.救急と眼外傷
A.救急
B.眼外傷
VII.全身疾患と眼
VIII.基礎的知識
A.発生学
B.病理学
C.薬理学
D.微生物学
E.免疫学
F.遺伝学
G.眼疾患とHLA
H.再生医療
IX.社会的知識
A.予防医学・産業医学
B.失明と失明予防
C.視覚リハビリテーション
D.眼科医に必要な法知識
E.アイバンク
F.羊膜バンク
G.医学の知識
〈総目次・総索引〉
目 次
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