免疫組織化学
実践的な診断・治療方針決定のために
主要目次
1.病理部門の管理,外注検査の選択
2.日常の病理診断に役立つ抗体,試薬
3.自動免疫染色装置
4.抗体情報の収集―インターネットの利用
5.免疫染色の精度管理
6.免疫染色の保険点数
第2部 免疫組織化学技術の発展
1.免疫染色の基礎:抗原賦活法,増感法,ラビット抗体
2.発色基質と多重染色
3.セルブロックの作製と染色のピットフォール
4.迅速免疫染色
5.定量的計測法
6.フローサイトメトリー
第3部 腫瘍の鑑別に用いられる抗体(各臓器別)
1.顎口腔領域
2.鼻咽頭領域
3.唾液腺
4.食 道
5.胃
6.大 腸
7.肝
8.胆,膵
9.肺
10.胸 腺
11.中皮腫
12.腎
13.前立腺
14.精 巣
15.女性生殖器
a.子 宮
b.卵 巣
16.乳 腺
17.内分泌
a.下垂体
b.甲状腺,副甲状腺
c.副 腎
d.神経内分泌
18.リンパ節
19.骨 髄
20.皮 膚
21.骨
22.軟 部
23.脳
24.心臓・血管
25.小児腫瘍
第4部 非腫瘍性・全身性疾患への応用
1.感染症―真菌症の免疫染色の有用性と限界
2.感染症―ウイルス
3.糸球体腎炎
4.移植臓器
5.GVHD
6.IgG4関連疾患
7.非腫瘍性神経疾患
8.アミロイドーシス
第5部 免疫組織化学の治療への展開
1.治療効果を予測する免疫染色(theranostic application)
a.HER2
b.ALK
c.KIT
d.CCR4,CD30
e.PD-L1―肺癌
f.PD-L1―乳癌
g.TRK
2.Ki-67:染色と評価方法
3.浸潤度・脈管侵襲評価のための免疫染色
4.遺伝子変異特異的抗体
5.MMR異常の免疫組織化学的検出
6.原発不明癌の診断
第6部 抗体index―拡充版―
索引