立ち読みをする バックナンバー 関連情報 上記「関連情報」にて読者アンケートを実施中です.企画に関するご意見をお待ちしております 特集編集:山内敏正(東京大学大学院医学系研究科糖尿病・代謝内科) B5判・164頁・2色刷(一部4色刷)雑誌コード 12077-042025年3月27日発行 定価 2,970 円 (本体 2,700円 + 税10%) あり 在庫
主要目次次号予告【特 集】■扉……山内敏正■座談会 「糖尿病」のない人と変わらない健康長寿を目指す実地診療 出席者:津下一代・佐倉 宏・小川純人・山内敏正■総説 「糖尿病」のない人と同じ健康長寿を目指す糖尿病診療とガイドライン活用 「糖尿病」のない人と変わらない健康長寿を実現する個別化糖尿病診療の確立を目指して……植木浩二郎 「糖尿病診療ガイドライン2024」「高齢者糖尿病診療ガイドライン2023」の活用ポイント…… 荒木 厚■セミナー 日常診療における合併症や併存疾患に重点をおいた糖尿病診療のポイント 健診,一般診療で高血糖を認めたときにどうするか?……津下一代 糖尿病の成因と病態,病期,重症度の診断の実際……大橋 健 糖尿病合併症の発症・進展抑制のための診療と,糖尿病専門医への紹介のポイント……大杉 満 「先進医療機器により得られる新たな血糖関連指標に関するコンセンサスステートメント」作成の背景と活用方法……西村理明 足病変の診かたと重症化時の循環器内科・血管外科・整形外科・皮膚科との連携のポイント─下肢末梢動脈疾患(LEAD)診療から救肢を目指して─……曽我芳光 糖尿病関連腎臓病の概念・定義と診療のポイント……竹谷 海ほか 糖尿病とMASLD/MASHが併存する場合の診療ポイント……中村 徹ほか 糖尿病と心不全・心血管疾患が併存する場合の診療のポイント……藤原隆行ほか 糖尿病と認知機能低下が併存する場合の診療のポイント─DASC-8などを用いた早期診断と対応─……杉本大貴ほか 行動変容を促すための糖尿病医療学の勧め─糖尿病を持つ人の糖尿病の捉え方,折り合いの付け具合・向き合い方によって治療が変わる─……石井 均 「糖尿病医療者のための災害時糖尿病診療マニュアル2024」活用のポイント……安西慶三■トピックス 最先端ゲノム研究による2型糖尿病の8サブタイプと合併症の関係─個別化医療の実現に向けて─……鈴木 顕 糖尿病アドボカシーと病名・呼称検討の背景……─歴史・国際動向・当事者目線─……津村和大■治療 合併症や併存疾患を見据えた最適治療 ライフステージや合併症・併存症を考慮した食事療法……澤田実佳ほか 運動療法の併用によるサルコペニア肥満の予防・解消……小川純人 注意すべき急性合併症・シックデイへの対処法……佐倉 宏 コンセンサスステートメント「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム(第2版)」改訂と活用のポイント……坊内良太郎 2型糖尿病合併高度肥満症における薬物療法と減量・代謝改善手術の進歩……龍野一郎■この症例から何を学ぶか Ketosis-prone diabetesの発症が疑われたアフリカ人若年男性の一例……黄 誠ほか■Self-assessment test【連 載】◉One Point Advice 気管支鏡検査の今昔と未来……笹田真滋 がん治療のValue……島田安博 甲状腺眼症にまつわるお話……赤水尚史 臨床医に『研究』は必要ないか?……川越 厚 一眼レフとCTの関係……佐々木智章 アフェレシスの新展開① 潰瘍性大腸炎への新しい血液浄化療法……片桐大輔 人を見たら結核と思え……櫻井隆之 AI活用でLVEF低下を心電図から検出……小寺 聡◉今月の話題 心不全治療におけるfantastic four……武城千恵◉知っておきたいこと ア・ラ・カルト CAR-T療法の現状……伊豆津宏二◉エキスパートが教える問診の勘どころ 対話から拾い上げるコモンディジーズ (第22回)「手先が痺れるんです」……青山彩香ほか【書 評】『内科レジデント実践マニュアル第12版の刊行に寄せて』……伊苅裕二open_in_new (上記リンク先より書評をご覧いただけます)2025年5月号(42巻5号)【特 集】 認知症 認知症診療の新時代の到来■扉……井原涼子■座談会 抗Aβ抗体薬を用いた診療をどう見ているか,どう関わるか 長濱康弘×上野俊昭×井原涼子×鹿毛秀宣(司会)■総説 認知症医療の新しい潮流 押さえておきたい認知症診断の基本……岩田 淳 共生社会の実現を推進するための認知症基本法……中西亜紀 認知症診療における全人的医療の提供……清水聰一郎■セミナー 抗Aβ抗体の登場によって変わるもの・変わらないもの アルツハイマー病の新薬……秋山治彦 抗Aβ抗体療法時代の専門外来の診療フローとかかりつけ医の役割……武田章敬 脳脊髄液バイオマーカーの実際と血液バイオマーカーの展望……春日健作 アミロイドPET検査の実際……石井賢二 認知症診療におけるMRIの役割……中村直子 認知症疾患医療センターの役割と地域連携……新井哲明 精神科医の認知症診療……笠貫浩史 軽度認知障害(MCI)をいかに診断するか……片山禎夫 レビー小体型認知症(DLB)を早期に疑うには……宮川統爾 前頭側頭型認知症(FTD)を早期に疑いうるか……池田 学 血管性認知症をいかに診断するか……猪原匡史 正常圧水頭症をいかに早期に疑うか……中島 円 生活習慣病および生活習慣と認知症……小原知之■トピックス 最新の認知症治療薬開発動向……新美芳樹■治療 かかりつけ医で実践したい薬物療法・非薬物療法 認知症の薬物治療の基本……古和久朋 行動・心理症状に対する対応……數井裕光 共生のための支援とケア……石井伸弥■この症例から何を学ぶか かかりつけ医からの早期紹介によりレカネマブ投与に至った72歳女性……栗原正典